循環器の病を減らす街づくり
政治活動

循環器の病を減らす街づくり

私は昨年末の選挙で、「世界で初めての、循環器の病を減らす街づくり」を吹田市と摂津市に4年後完成に向けて挑戦する!と公約を掲げ戦いました。この政策のたたき台は私が落選中に国立循環器病研究センターの前の薬局で薬剤師として勤務 […]

私は昨年末の選挙で、「世界で初めての、循環器の病を減らす街づくり」を吹田市と摂津市に4年後完成に向けて挑戦する!と公約を掲げ戦いました。
この政策のたたき台は私が落選中に国立循環器病研究センターの前の薬局で薬剤師として勤務していた際に考え、何年も練りに練った政策です。

今までのわが国は、製造業を主体として、いわばモノを作って世界に売ることにより経済の発展を遂げました。しかし社会情勢も大幅に変化し、超高齢社会を控え成熟社会を迎えた現在の日本においては産業転化を図るべきと考えました。そこで注目したのが、「情報」です。
高齢者は人生経験が抱負なので、モノを作るより情報を発信する方が得意ではないか、「情報」を日本から世界に売ることが出来れば新しい産業になるのではないか。
それでは我が国しか発信することができない、さらに世界が欲しがる貴重な情報とはいったい何なのかを考えました。
そこで、思い出したのは昨年夏に訪れた世界保健機構(WHO)幹部とのやり取りでした。「何か日本に学びたいことはありますか?」との私の問いに「なぜ日本人は健康で長生きなのか、その秘密がぜひ知りたい」と即答されました。これを聞いた瞬間、我が国は世界一の高齢社会を実現した国なので、この情報にはビジネスチャンスがある!と確信しました。
健康で長生きするには、循環器の病にならないようにすることが重要です。
循環器の病とは、主に心臓や脳などの血管の損傷によって起こる病です。
日本人の死亡原因(H25年厚労省調べ)は、ガンが約28%と1位ですが、循環器の病(心疾患・脳血管疾患)は約25%と殆ど変わりません。
しかし、大きく変わるのは、年間に掛かる医療費でガンは3.4兆円ですが、循環器の病は5.4兆円。
さらに、寝たきりになる原因の約52%が循環器の病が引き金になっています。逆を言えば、循環器の病にならなければ、寝たきりになる確率を半分以下に減らせます。
ガンとは異なり、「食事と運動のバランス」さえ取れれば循環器の病は予防が期待出来るのです。
この情報を世界に発信していく街を創ろう!国立循環器病センターが移転する吹田市と摂津市に、平成30年に完成させる!これを、私の公約にしました。

循環器の病の予防に関する情報を売る役割を担って頂くのは、市民の皆さんと医療従事者です。
まずは、医療従事者から学んで頂き、あるレベルに達した方のみ、世界から訪れる観光客に情報発信をしてもらいます。
そしてその場合は、きちんと収入が得られる仕組みを作り、収入の半分は自身の健康維持の為に地元の医療機関(病院、歯科医院、薬局、整骨院等々)にお金を払って健康管理をして貰うように勧めます。
吹田市・摂津市の地域医療は、病気にならないように健康管理するのも仕事、と定義を変えて取組んで頂きます。

これが「世界で初めての、循環器の病を減らす街づくり」の概要です。今までの健康管理は、モラルに訴える部分が多かったのですが、ここでは経済性を持たせてインセンティブを高めようとする政策としました。目指せ、世界に向けた観光地!これは、アベノミクスの成長戦略の一つになります。

夢を実現するのが、政治家の仕事です。選挙でした公約を違えれば政治家失格です。
それぐらいの気持ちで、私は日本の医療のあり方を変える政策に取組んで参ります。

※写真は谷垣幹事長定例記者会見に副幹事長として出席